投稿者: baaaaaaiKu.info

  • スズキ GS1000Nの解説

    1977年発売のスズキGS1000N

    スズキを代表するモデルの一種に、GS1000シリーズがあります。
    元はGTシリーズに変わるフラッグシップモデルとして誕生したシリーズで、1977年初期モデルが発売後、ライダー達から絶大な指示を受けて一躍人気モデルとなりました。
    初期モデルにはオートキャンセル式ウィンカースイッチ装備をはじめ、北米向けモデルとしてアップハンドル標準装備など、各種装備を搭載しています。

    GSシリーズにはギアポジションインジケーターがついており、バイクのコンディションも一億瞭然です。
    4ストローク大排気量エンジンも搭載されており、パワーも歴然。
    パワーだけでは無く耐久性や持久力、技術力にも優れたマシンで、2万㎞テストもクリアしたマシンが製造されています。

    操縦性に優れたハイスペックマシン

    パワフルなのに操作性能に優れているのもGS1000Nの特徴です。
    24時間耐久レースなどにも積極的に参加している同モデルでは優勝経験もあり、耐久選手権においても優勝を納めています。
    ベースとして使われているGSのモデルはカスタムによって自分らしい走りを手に入れられることも特徴で、最新モデルにも積極的にその特徴が受け継がれているのです。

    4バルブエンジンを搭載した総排気量997ccのボアストロークは、心地良い振動とエンジン音で乗りやすいのも特徴です。
    スリムな見た目からは想像がつかないスマートな印象のモデルですので、長時間でもライディングしやすいでしょう。
    タイヤには軽量のプレス製ディスクローターとアルミリムの組み合わせで、見た目の軽やかさと実際のマシン本体の軽量化を図っているのです。

    クールなブルーメタリックのスタイル

    GS1000Nはスズキならではのブルーメタリックのカラーリングが特に人気で、スリムでクールな印象です。
    大型モデルである事を忘れてしまう程のファッショナブルモデルで、オリジナルペイントも合わせた美しいモデルに仕上っています。
    シート下には広々としたスペースも確保されており、各種メンテナンス道具も搭載可能です。

    北米向け&ヨーロッパ仕様のデザインがライダーからも人気を高く、オプションの有無で見た目も大きく変わります。
    タンクデザインなども自在にカスタム可能で、自分らしいモデルを作りたい方にぴったりです。
    北米向けデザインが好きなライダーさんにもおすすめのスタイルで、ファッショナブルに乗れるバイクをお探しの方にも良いでしょう。

    スズキGS1000Nはファッショナブルなデザイン性にハイスペック性能満載なモデルです。
    男性だけではなく女性からも人気があります。
    ディティールにもこだわりがあるモデルですので、詳細部を見ているだけでも幸せになるライダーが多いモデルでしょう。

  • BMWのバイクの歴史

    元は航空機工業?BMWのバイクの歴史

    BMWと言えば世界を代表するバイクメーカーの一種ですが、元々はバイクメーカーとしてでは無く、航空機工業にエンジン工業の会社が元となっています。
    ラップエンジン工業とグスタフオットー航空機工業という二社が合併した後に誕生した、バイエルン航空機工業という会社が誕生したことがきっかけです。

    航空機会社と言っても侮ることはできません。
    航空機生産の全てを担っている会社だったからこそ、オートバイで必要なパーツも自社製造が可能で、高性能なマシンを製造することに繋がっています。
    航空機会社の時に取り付けられていた青と白のエンブレムが現在のBMWのエンブレムにも採用されており、エンブレムにもその血は受け継がれているのです。

    第一次世界大戦後からオートバイ生産へと移行

    航空機エンジンの開発を中心に製造業を行っていた前企業は、第一次世界大戦後から徐々にオートバイ生産へと移行していきます。
    ドイツに配線した後に飛行機の生産が制限されたことがきっかけとなったのですが、モーターサイクルエンジンは元々製造を行っていたこともあり、生産当初から多くの企業の受注を受ける事になるのです。

    当初から最新技術を駆使したハイスペックなエンジンを発表しており、エンジン製造を中心に行った後、オリジナルマシン開発にも着手。
    基本設計からこだわりを詰め込んで製造されたファーストモデルとして現在も愛されているのが、R32です。
    こちらのマシンはBMWの特徴である水平対向2気筒、シャフトドライブの性能を惜しみなく入れ込み、多くのライダー心を掴むことになりました。

    戦国時代を勝ち抜いたBMW

    R32発売当初はモーターサイクルの絶世期。
    ライバル会社がひしめき合っておりバイクの戦国時代と言っても過言ではありませんでしたが、その中でも輝きを放ち続けたのがBMWです。
    レース参戦当初こそ戦績を残す事が難しかったメーカーですが、R32に改良を加えた結果誕生したR37の開発が行われたことで歴史が一変します。

    他社を圧倒する圧倒的走りを見せつけレースで初めての優勝。
    イギリスにて世界で最も過酷なレースとして知られるISDTに出場し、そこでも金メダルを獲得することとなったのです。
    圧倒的な走りを見せつけその後も多くのレースで成果を上げ、世界各国にその名を轟かせることになりました。

    その後バイクメーカーとしてだけではなく、1928年には自動車の生産もスタート。
    バイクと同じく高級車両メーカーとしてもその名を轟かせることとなり、国内外を問わずに多くの人々を虜にしています。
    エンジンを利用した乗り物を網羅する勢いで開発を続け、現在に至るまで飛躍を続けているのが、BMWの特徴でしょう。

  • KTMのバイクの歴史

    ファッション感覚で楽しめるKTMバイクの歴史

    オレンジ色のポップなカラーが印象的なマシンは、モノトーンでクールなバイクまで、まるでファッション感覚で楽しめるデザイン性の高いバイクを輩出しているのがKTMです。
    元々KTMは1953年に、自動車修理工場で働いていたH・トウルケンポルツと、出資者のE・クローノライフの2人によって作られました。
    社名はそれぞれの頭文字にプラスして、創業の地であるオーストリアのマッティングホーフェンの街名の頭文字を取って作られています。

    創業をしてから積極的にモータースポーツへ参加していたKTM。
    エンデューロレースやロードレースなど世界的レースにも参加し、レースに特化したハイスペックマシンを次々に発表しています。
    中でもKTMフレームを搭載した125ccマシンは現在でもマニアの間で人気があり、その名を轟かせているのです。

    倒産を経て復活を果たす

    KTMはその後もオフロードレースを中心に積極的に参加し順調にファンを獲得し続けていましたが、1度倒産の憂き目にあいます。
    経営状況の悪化など色々な理由がありましたが、倒産後3社に分岐してラジエーター制作など各種部門にて製造を続け、2005年には完全復活を遂げたのです。

    このことをきっかけに8万台のオートバイを世界各国に輸出をし、更なるファン獲得に成功します。
    2014年にはフサベル、ハスクバーナが統合したことでハスクバーナとなり、子会社化する事となりましたが、経営状態は安定し積極的にマシン製造を続けているのです。

    その後も創業当時の信念を忘れずにモータースポーツには積極的に参加。
    最新技術を詰め込んだマシンを作り挙げオフロードレースを中心に積極的に参加をし、2001年レース復帰後2019年まで連覇を果たし王者として君臨し続けています。
    新型パーツを積極的に搭載したマシンはとにかくパワーとスピードバランスに特化しており、他社を寄せ付けないマシンに仕上っているのです。

    豊富な車種を用意して国内外を問わずに定着

    ミニサイクルやモトクロス、ネイキッドなどのレースに特化したマシンを中心に、スーパーモータード、トラベル、四輪など各種車種を取り揃えています。
    いずれのマシンも非常にハイスペック、ファンだけではなく多くのライダー心を掴むマシンを作り挙げているのです。
    製造しているだけではなく現在も様々なレースに積極的に参加しており、例年最新技術を取り込んだマシンを作り挙げています。

    見た目だけのバイクでは無く性能の部分も非常に高く、ファッション感覚としてだけではなくマシンそのものを楽しめるでしょう。
    走りが好きなライダーはもちろん、スピード重視、性能重視なライダーにも愛され続けているバイクメーカーです。

  • ドゥカティのバイクの歴史

    世界的シェアも多いドゥカティの歴史

    国内外を問わずに愛されているバイクメーカーの一種と言えばドゥカティを忘れてはいけません。
    歴史を遡ること90年以上前、ボローニャに住む3人の兄弟によって設立されたバイクメーカーがきっかけとなっています。
    アドリアーノ、ブルーノ、マルチェッロ・ドゥカティが、その父アントニオに支援を受けて会社を設立し、ドゥカティを立ちあげました。

    当時は兄弟3人で経営を行い、社員2名、秘書1名という小規模会社として誕生したところから歴史が始まります。
    経営もボローニャの小さな研究所を使って行われ、ひっそりと経営をしていたのです。
    ファミリー経営のブランドとして小さく誕生した会社が、世界屈指のバイクメーカーとして定着するまで至っています。

    コンデンサー制作から始まった

    今でこそドゥカティと言えばバイクというイメージがありますが、会社設立当時はコンデンサー制作を行っていました。
    コンデンサーと言っても侮ることができず、当時衝撃的な1ユーロコイン程度のハイスペックなパーツを作りだし、世に衝撃を与えたのです。
    このことをきっかけにコンデンサーの生産数が急激に伸び数年後に売り上げも急上昇した結果、小さな研究所から工場へと移り住みます。

    コンデンサーに留まらずカメラやラジオ、計算機など様々な商品を作り挙げ、ドゥカティの名はどんどん世に広まります。
    この当時はバイクを全く作っていませんでしたが、名実ともにイタリアを代表するメーカーとなったドゥカティは、1936年に社員数が1000人を越えるまでの規模へと発展。
    順調に成長を続けていたのですが、第二次世界大戦の荒波に巻込まれ、1度工場が破壊されるという大事件に至ってしまいます。

    不屈の精神で復活したドゥカティ

    戦後ドゥカティは、不屈の精神で急成長を遂げ、4ストローク原動機付き自転車を作り挙げます。
    徐々にモーターサイクルを製造する企業へと発展を遂げ、途中二社に分岐するなどの転換がありましたが、順調に成長を続けました。

    ドゥカティを代表するL型2気筒エンジン、トリレスフレーム、デスモドロミック・システムなど最高発明を誕生させ、レースにも参戦。
    積極的にレースに参加することで世界にもその名を轟かせることとなり、トップレベルのバイクメーカーとして君臨することとなりました。
    最先端技術を惜しみなく入れたマシンは他メーカーを圧倒し、輝かしい戦績を残したのです。

    このようにドゥカティは元々はバイクメーカーとしてでは無く、様々な製品を製造する企業として誕生しました。
    その時に培われた技術が、ドゥカティの最先端技術を搭載するマシンを作り挙げるきっかけになったと言えるでしょう。

  • ハーレーダビッドソンのバイクの歴史

    100年を越える歴史をもつハーレーダビッドソン

    ハーレーダビッドソンの歴史は1901年にまで遡ります。
    自動車工場で働いていたウィリアム・S・ハーレー氏と、同じく自動車工場で働く親友のアーサーダビッドソンと共に、エンジン付き自転車を作ろうと志したところから全てが始まりました。
    2年という月日をかけて二人が作りだしたエンジン付き自転車が、ハーレーダビッドソンの第1号車として誕生し、二人が会社を立ちあげるきっかけとなったのです。

    会社を立ちあげたその年には生産台数もその一台のみとなりましたが、そこから更に試行錯誤を重ねて次々に新しいマシンを開発。
    創立5年後には生産台数150台、翌年には450台、1911年には5千台にまで達し、売り上げ共にうなぎ上りとなり、ハーレーダビッドソンのブランドを確立したとされています。
    会社名を見ても分かるとおり、元々は仲の良い少年二人が集まってできた夢が、今に至るまで形として残っている会社なのです。

    OHVエンジンにて更に躍進

    ハーレーダビッドソンの象徴とも言えるパーツの1つ、OHVエンジンのナックルヘッドが開発されたのが1936年のこと。
    冷却効果が高くフリーメンテナンス性が高い、バイク好きには堪らないエンジンとして愛され続け、ハーレーダビッドソンの名をより広く世に知らしめることとなりました。
    こちらのエンジンモデルはマニアの間で現在でも高値で取引されており、ハーレーダビッドソンを代表するパーツの1つとして定着しています。

    そうして着実に開発と進歩を続けて来たハーレーダビッドソンですが、1969年に1度、大手企業へと合併吸収されることになりました。
    当時企業買収が盛んに行われており、自社を買収されないようにとった苦肉の策ではありましたが、結果としてこの策が功を奏すことになります。
    1971年にはダビッドソン家の孫にあたるウィリアム氏が新作モデルを発表し、歴史に残る名車を誕生させ、そのことをきっかけに新たに独立への道を踏み出す事に成功したのです。

    今なそ進化を続けるハーレーダビッドソン

    こうして会社設立から吸収合併、更なる独立と怒濤の歴史を築き上げてきたハーレーダビッドソンですが、現在も多くの名車を世に輩出しています。
    パーツはもちろんのことマシン一つ一つへの並々ならぬこだわりと情熱が、現在に至るまで多くのオーナーを惹き付けているのです。
    過去にとらわれずに積極的に開発、成長を続けることで、ハーレーダビッドソンは多くの細心モデルを誕生させています。

    そのソウルは国内外を問わずに愛されており、日本も例外ではありません。
    ハーレーダビッドソンをこよなく愛する日本人ファンも多く、国内でも多くのライダーが乗るマシンとして定着しています。