KTMのバイクの歴史

ファッション感覚で楽しめるKTMバイクの歴史

オレンジ色のポップなカラーが印象的なマシンは、モノトーンでクールなバイクまで、まるでファッション感覚で楽しめるデザイン性の高いバイクを輩出しているのがKTMです。
元々KTMは1953年に、自動車修理工場で働いていたH・トウルケンポルツと、出資者のE・クローノライフの2人によって作られました。
社名はそれぞれの頭文字にプラスして、創業の地であるオーストリアのマッティングホーフェンの街名の頭文字を取って作られています。

創業をしてから積極的にモータースポーツへ参加していたKTM。
エンデューロレースやロードレースなど世界的レースにも参加し、レースに特化したハイスペックマシンを次々に発表しています。
中でもKTMフレームを搭載した125ccマシンは現在でもマニアの間で人気があり、その名を轟かせているのです。

倒産を経て復活を果たす

KTMはその後もオフロードレースを中心に積極的に参加し順調にファンを獲得し続けていましたが、1度倒産の憂き目にあいます。
経営状況の悪化など色々な理由がありましたが、倒産後3社に分岐してラジエーター制作など各種部門にて製造を続け、2005年には完全復活を遂げたのです。

このことをきっかけに8万台のオートバイを世界各国に輸出をし、更なるファン獲得に成功します。
2014年にはフサベル、ハスクバーナが統合したことでハスクバーナとなり、子会社化する事となりましたが、経営状態は安定し積極的にマシン製造を続けているのです。

その後も創業当時の信念を忘れずにモータースポーツには積極的に参加。
最新技術を詰め込んだマシンを作り挙げオフロードレースを中心に積極的に参加をし、2001年レース復帰後2019年まで連覇を果たし王者として君臨し続けています。
新型パーツを積極的に搭載したマシンはとにかくパワーとスピードバランスに特化しており、他社を寄せ付けないマシンに仕上っているのです。

豊富な車種を用意して国内外を問わずに定着

ミニサイクルやモトクロス、ネイキッドなどのレースに特化したマシンを中心に、スーパーモータード、トラベル、四輪など各種車種を取り揃えています。
いずれのマシンも非常にハイスペック、ファンだけではなく多くのライダー心を掴むマシンを作り挙げているのです。
製造しているだけではなく現在も様々なレースに積極的に参加しており、例年最新技術を取り込んだマシンを作り挙げています。

見た目だけのバイクでは無く性能の部分も非常に高く、ファッション感覚としてだけではなくマシンそのものを楽しめるでしょう。
走りが好きなライダーはもちろん、スピード重視、性能重視なライダーにも愛され続けているバイクメーカーです。