ホンダ RS1000の解説

大人気のホンダバイク

ホンダのバイクといえば壊れにくく丈夫ということで多くの人から支持を受けています。
バイク好きの中にはホンダ党、ホンダ信者と言われるくらいホンダのバイクをながく愛用しているという人も少なくありません。

ホンダは初心者でも乗りやすく安定性が高いということでも知られています。
その走行性の高さと安定性は仕様を変えて白バイや大型二輪の教習バイクとしても使われているほどです。

このように人気と実力を兼ね備えているホンダのバイクですが、長く人気を集めているバイクシリーズも多くあります。
その中でも廃車となりつつもいまだに多くのファンがいる車種も多くあり、その中の一つがRS1000です。

ホンダRS1000とは

ホンダRS1000とは1976年から78年にヨーロッパ耐久選手権を中心として多くのレースで優勝をした無敵の耐久レーサーである車種をベースとして後継車として誕生したバイクです。
今までの実戦のノウハウを生かして作られた車体は様々なスタイルで世界中で活躍を見せました。

ベースとなったのはCB900Fというバイクです。
これはヨーロッパに向けてデビューしたもので、CB750FOURの後継機として4気筒のスポーツとして登場しました。

最速のスーパースポーツを目指して作られて当時の耐久レースでは圧倒的な速さをみせていました。
車体としてはCB750Kと共通している部分が多くありますが、エンジン性能については圧倒的に成長を見せています。

RS1000の見た目は決してオリジナリティがあったり独特な配色であったりといった目立った特徴はありません。
カラーリングも今のようなものと違いかなりシンプルで地味に感じる人もいるほどです。

しかし、このシンプルさにバイクへの自信を感じるという人も多くいますし、ホンダらしさを感じる人も多くいます。
ホンダのバイクは万人受けするようなシンプルなもの、奇をてらったものを作らないというのがこだわりの一つでもあります。
走行性や安全性を重視するのがホンダイズムであり、そういったホンダイズムを感じられる見た目のシンプルさが良いと評価されることが多いのです。

大人気でプラモデルが販売されるほど

ホンダのRS1000はホンダの中でも圧倒的な強さを持った耐久レーサーモデルの光景であることもあり、長く多くのファンのいる車種でもあります。
そのため、今でも修理をして乗り続けているという人や自宅に飾っているという人も多くいます。
しかし、ほしいと思っても昔のバイクであるためプレミア価格が付いており簡単に購入できるものではないですし、維持費もかなりかかってしまいます。

そこでそういった欲しいけれども手が届かないというファンの声にこたえ特別販売品としてプラモデルが販売されたほど多くのファンがいる車種なのです。
もちろんプラモデルもすぐに人気に火がついて売り切れたほど人気となりました。